東京外国語大学名誉教授
西谷 修 監修
定価(税込):1,760円
四六判 並製 248ページ
発売日:2024年7月26日
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戦争をしないためには、まず戦争を知ること
ウクライナやガザなど、世界中で戦争が絶えません。日本も決して他人事でなく、周辺地域に火種を抱えています。
しかしながら、終戦から約80年。私たち戦後世代は戦争のリアルを知りません。そこで、本書は「そもそも戦争ってなんですか」という問題意識から出発し、わかりやすい文章で、戦争の本質や歴史、現実の危機を多角的に解
説して、現代の世界と日本を考える新たな視点をお届けします。
【監修者紹介】
東京外国語大学名誉教授。1950 年愛知県生まれ。東京大学法学部、東京都立大学大学院、パリ第8 大学などで学ぶ。フランス思想、とくにバタイユ、ブランショ、レヴィナス、ルジャンドルらを研究。明治学院大学教授、東京外国語大学大学院教授、立教大学大学院特任教授などを歴任。著書に『不死のワンダーランド』(増補新版、青土社)、『戦争論』(講談社学術文庫)、『世界史の臨界』『理性の探求』(岩波書店)、『アメリカ、異形の制度空間』(講談社選書メチエ)など。訳書にブランショ『明かしえぬ共同体』、レヴィナス『実存から実存者へ』(ちくま学芸文庫)など。監修にエティエンヌ・ド・ラ・ボエシ『自発的隷従論』(ちくま学芸文庫)などがある。