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フォトサービス 望 ~都の空から 2022年10月2日 新橋 鉄道150年 希望が交差 【サイズ:2L/B5/A4】

商品番号 nozomu20221002-s
価格 ¥ 710 税込
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■商品概要

 「見ると幸せになれる」といわれる、東海道新幹線の検測車両「ドクターイエロー」が駅を横切った。14日に鉄道開業150年を迎える新橋はいつも人々の希望を映し出してきた。

 汐留のビル群のすき間にひっそり立つのは復元された「旧新橋停車場」。石張り2階建ての西洋風駅舎は開業時、横浜間を行き来する蒸気機関車(SL)とともに文明開化の象徴だった。新橋停車場は1914年、「東京駅」への旅客ターミナル移行に伴い、貨物専用の「汐留駅」に名を変え、200メートル西の「烏森駅」が今に続く「新橋駅」となった。鉄道網は全国に整備され、人の動きは横へ横へと広がった。

 希望はやがて空に伸びる。86年に貨物の汐留駅が廃止されると、線路部分には再開発で200メートル級の商業ビルが建った。一方、線路を越えた西側には今も昭和風情の残る飲食店が並ぶ。

 街の終点はどこなのか。新橋で110年続く菓子店「新正堂」の3代目、渡辺仁久(よしひさ)さん(70)は「最新のビルで働くサラリーマンが隠れ家のような小さな店で飲み、癒されるのが新橋。新しさと懐かしさがいつも同居していてほしいね」と願う。 (原田遼)

紙面より一部抜粋(2022年10月2日発行 東京新聞朝刊)

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