{@ member.last_name @} {@ member.first_name @} 様こんにちは
{@ member.stage_name @}会員 {@ member.active_points @}ポイント
お問い合わせ 03-6910-2542 (平日 10:00~17:00)

フォトサービス 望 ~都の空から 2023年3月5日 荻窪 消えた武蔵野の緑 【サイズ:B4/半切/全紙】

商品番号 nozomu20230305-b
価格 ¥ 2,750 税込
サイズ 選択してください

■商品概要

 住宅が敷き詰められ、鉄道と幹線道路が交差する。緑や川は随分と窮屈そう。「武蔵野の風景はかけらしか残っていない」。荻窪の近現代史を調べる松井和男さん(75)が寂しがった。

 地名は善福寺川沿いのくぼ地にオギが群生していたことが語源とされる。川沿いに縄文時代や弥生時代の遺跡が点在していることからも水の豊かさが分かる。

 かつて水田が広がり、荻窪駅南側の高台では秩父連山や富士山が見渡せた。1889(明治22)年に鉄道が開通すると、風光明媚(ふうこうめいび)な保養地として、高台に学者や文化人が別荘を構えた。その一つの「荻外荘(てきがいそう)」を昭和初期に譲り受け、別宅として使ったのが、戦前に首相を3度務めた近衛文麿(このえふみまろ)。幾度となく政治会談の舞台となり、終戦後にここで自決した。

 一方で緑は関東大震災後の都心からの人口流入や戦後の宅地開発で失われた。杉並区は荻外荘を当時の場所に復元する工事をしている。松井さんは「荻窪の記憶が宿る地となる。区民に戦争の負の歴史に加えて、かつて美しい田園風景が見渡せたことも想像してもらえれば」と願う。(原田遼)

紙面より一部抜粋(2023年3月5日発行 東京新聞朝刊)

【プリントサイズと注意事項】

〇プリントサイズ・価格

〇注意事項

※別途送料がかかります。
※お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
※写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
※お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。実際の紙面とは印象が異なる場合がございますので予めご了承ください。
※お分けする写真は、個人で鑑賞、記念として保存されるものに限ります。
※出版物、SNSなどへの転載、複写は固くお断りします。
※受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。