■商品概要
千葉県習志野市の谷津干潟自然観察センターにある淡水池で10日朝、同干潟で初めてセイタカシギのヒナ3羽が誕生した。卵の殻の模様によく似た薄茶色の産毛が印象的だ。この日はラムサール条約登録湿地を記念した「谷津干潟の日」で、大勢の人が誕生を見守った。
その後、営巣した「お立ち台」からヒナが池に落ちてアカミミガメに捕食される悲劇が起きた。2羽目が犠牲となった11日午後、親は残ったヒナ1羽を懸命に守って、安全な草地に引っ越した。自然の営みは厳しい。元気に育つことを祈った。(写真と文・堀内洋助)