{@ member.last_name @} {@ member.first_name @} 様こんにちは
{@ member.stage_name @}会員 {@ member.active_points @}ポイント
お問い合わせ 03-6910-2542 (平日 10:00~17:00)

フォトサービス 絶景を行く 2017年7月13日 覚満淵の湿原(群馬県前橋市) 【サイズ:B4/半切/全紙】

商品番号 zekkei20170713-b
価格 ¥ 2,750 税込
サイズ 選択してください

■商品概要

霧の赤城に神秘の水鏡

 夜明けから深い霧が漂い、水面から次々に沸き立った。前橋市の赤城山にある覚満淵(かくまんぶち)。6月中旬、夏山の絶景を求めて訪れた。日の出から約1時間半後、霧に包まれた湿原の中程に立つミヤマザクラなどの樹林に、山の稜線から朝の光が当たった。霧の水鏡も一段と鮮やかに。心を癒やす幻想的な光景に、わくわくしながらシャッターを押した。

 覚満淵は「小さな尾瀬」と呼ばれる高層湿原。標高は1360メートル。山頂付近のカルデラ湖である大沼から南東に約500メートルほど。湿原を一周する木道が整備され、約30分で周遊できる。その木道から霧を撮影した。

 霧の中から聞こえる野鳥の歌声にも魅了された。「ホーホケキョ」とさえずるウグイス。そして「トッキョキョカキョク」と鳴くホトトギス。ウグイスの托卵相手であり、巣を狙っているのだ。霧は姿を隠してくれる。他の夏鳥の歌声とともに、まるで協奏曲のように響いた。霧が消えるころは、ハルゼミの声がやかましくなった。

 湿原には朱橙色のレンゲツツジが見事に咲き誇っていた。
新緑とのコントラストも美しい。霧の中に見る色も印象的。6月はレンゲツツジで、7月と8月はニッコウキスゲの黄色い群落が湿原に色を添える。 覚満淵のすぐ近くには鳥居峠(標高約1400メートル)の展望台がある。関東平野を一望し、秋から冬は人気の日の出撮影スポットだ。運が良いと東京スカイツリーも望める。今回の取材では、夜明け前に見事な雲海が見られた。反対側の高台からは覚満淵と大沼を見渡せる。霧が漂い始めたのを目撃して、覚満淵に移動した。避暑を兼ねて、盛夏の赤城山に再び来てみたい。 (写真と文・堀内洋助)

紙面より一部抜粋(2017年7月13日発行 東京中日スポーツ)

【プリントサイズと注意事項】

〇プリントサイズ・価格

〇注意事項

※別途送料がかかります。
※お届けする写真には「東京新聞 / 東京中日スポーツ」の透かしは入りません。
※写真サイズの比率により余白部分が出る場合がございます。ご了承ください。
※お届けする写真は、より実際のイメージに近づけるよう、画質補正・色調補正などを行っております。実際の紙面とは印象が異なる場合がございますので予めご了承ください。
※お分けする写真は、個人で鑑賞、記念として保存されるものに限ります。
※出版物、SNSなどへの転載、複写は固くお断りします。
※受注制作のため、入金確認後、1週間~10日前後程度でのお届けとなります。半切・全紙サイズは1ヶ月程度かかります。